
子どものピアノの習い事、もう辞めちゃっても良いのか迷っています。

せっかく習ったピアノ、辞めて後悔したらもったいないですよね。
私は約10年間ピアノを習い、その経験を活かせる職業である幼稚園教諭になりました。
どのくらいで辞めたら後悔しないのか、実体験も踏まえて解説します!
ピアノの習い事の辞め時

先生が合わない時
私はピアノを習って4年程が経った頃に、教室を一度辞めています。
その理由は・・・
・内容が専門的で、習うのが苦痛になってきた
・習ってみたい先生を見つけた
というのものでした。
先生によって違いが大きい
同じ「ピアノの先生」と言っても、人柄や教える内容はそれぞれ違います。特に個人でやっている教室では、教え方や取り組む曲にも大きな違いがあります。
私の場合は、音大に進む人が学ぶような専門的な知識をたくさん習うことがつまらなく感じ、次のレッスンの日が来るのが憂鬱になってきてしまっていました。
そんな時に、友人のお母さんから「表現力を重視して教えてくれる先生が居るよ」と紹介してもらい、その先生に習いたいなと思うようになったのです。
その時に教室を変えて良かったと思っています。
難し過ぎることをやらずに自分に合った内容で楽しくピアノを学べるようになったので、結果的には長くピアノを続けることに繋がりました。
先生が合わないなと感じた時は、習い事自体を辞めてしまう前に、お子さんに合う他の教室を探してみるのがおすすめです。

合う先生が見つかれば、まだまだ楽しく続けられるかもしれませんね!
気をつけたいこと
私が教室を変える時に教えてもらったのですが、ピアノの先生にとって生徒が「他の教室に移る」というのは結構ショックな事なのだそう。
これまで愛情を持って教えてくれていた先生に対しては、先生を変えるということは伏せておいた方が良いようです。
やめる意思を伝える際には、「家庭の事情」など無難な理由を伝えるのがおすすめです。
勉強などが忙しい時期
私はその後数年間習い続けましたが、高校生の頃に辞めました。
部活や受験勉強に追われ、ピアノを弾く時間が無くなったことが理由です。

小学1年生で習い始めた時とは、生活がガラッと変わっていました。
この時期は本当に忙しくて、全く練習をしないままあっという間に1週間が経ってしまうという感じでした。
家で練習をしないとピアノはなかなか上達しないことも私自身分かっていましたし、レッスンに通う時間がもったいないと感じる状況になっていました。
この時の私のように、
・受験勉強が忙しい
・部活が忙しい
というのが、一般的にもピアノを辞める時の理由に多いと思います。
後悔しないために

私は習い事としてのピアノを辞めてしまいましたが、全く後悔はしていません。
ピアノの練習よりも優先したい勉強に時間を使うことができるようになりましたし、ある程度の曲は弾けるようになっていたので、趣味として楽しむことができるようになっていたためです。
辞める時にチェックしたい条件
後悔無く辞めるための条件として、お子さんが以下の点に当てはまっているかどうかチェックしてみてください。
①練習の時間が取れていない状況にある
②趣味として続けられるレベルに達している
①練習の時間が取れていない状況にある
音楽系の大学や職業に進む意思がある、またはレッスンが良い気分転換になっているなら続けた方が良いかと思います。
しかしピアノに触れるのが1週間に1度のレッスンだけでは、なかなか上達するのは難しいです。
本人の意識がピアノから離れていて、家でほとんど練習できない状況になっているなら、辞め時なのかなと考えても良いかと思います。
②趣味として続けられるレベルに達している
一方で、せっかく習っていたのですから、これまでの努力が無駄だったと感じたくはないですよね。
もちろん、いつ辞めてもそれまでの経験が全くの無駄になることはありません。
しかし自分で楽譜を読んで両手で楽しく弾けるなら、ある程度のスキルとして身に付いたと言えると思います。本人が望めば、大人になっても趣味として続けることができます。
ちなみに私はその後幼稚園教諭として就職しましたが、保育関係の仕事で必要なピアノのスキルもそのくらいでした。何回か練習して、童謡を両手で弾くことができれば、保育関係の仕事に就くとなった時にも役に立ちますよ。
オンライン教室も検討してみて
教室に通うこと自体が負担になっているようなら、オンラインのピアノ教室もおすすめです。
家でレッスンを受けることができれば移動の時間も労力も必要ないので、忙しいお子さんもこれなら続けられるかもしれません。
無料体験もできるので、是非チェックしてみてください↓↓
さいごに

お子さんがレッスンを嫌がっているようなら、教室を変えることで解決するかもしれません。
でも、家での練習時間が確保できているかというのはピアノを続ける上で大切なことです。それが難しくなっているなら、辞めることを視野に入れる時期に来ているのかもしれません。
ピアノはいつでも再開することができます。趣味として続けることもできますし、楽譜を読めるようになっていれば将来他の楽器を始めるときにも役に立ちます。
これまで頑張ってきたことは、きっと役に立つと思いますよ!
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