
2・3・4歳くらいの子にはタブレットは早過ぎでしょうか?

我が家では上の子は4歳、下の子は2歳くらいからタブレットで遊び始めました。
2歳と4歳からタブレットを使い始めたうちの子どもたち。
5年間が経ち振り返ると、タブレットがあって便利だったなと感じる部分も、使用時間を守らせるのが予想以上に難しくて困った部分もありました。そんな我が家の体験記です。
タブレットは2歳・3歳児には早すぎる?【体験談】

小さい子向けのアプリ
現在、小さい子ども向けのアプリがたくさんありますよね。
対象年齢はそれぞれにありますが、「1歳~」となっているものも多いです。
「風船をタッチすると割れる」というような、ルールの理解ができないような子どもたちでも感覚的に使えるものもありますし、文字・数字・英語などの学習ができるアプリもあります。
便利だったこと
長男は4歳、次男は2歳でタブレットデビューした我が家の子どもたち。
購入のきっかけは長男のオンライン英会話の受講だったのですが、同時にアプリでゲームをするようにもなっていきました。
タブレットを小さい頃から使わせてみて、便利だと感じたことを紹介します。
①遊んでいてくれると助かる
我が家の場合は、最初の頃は外出時を中心に使用していました。
レストランで食事が届くのを待つ間や、子どもが先に食べ終わってもう少し待っていてほしい時、また電車での長時間移動の際にも大活躍してくれました。
シールや小さなおもちゃも持ち歩いていたのですが、それだけではじっと待つことが難しいこともあり、困った時のおもちゃの1つという感覚で使うことができました。

またほぼワンオペ育児の我が家では、私が体調を崩した時などにタブレットで遊んでもらって、その間に私は睡眠を取れた時は本当に助かりました。
②オンラインの習い事ができた
先にも書きましたが、長男は幼児期にオンラインの英会話を始めました。
最初スマホでやってみたこともあったのですが、それでは教材や先生の顔が小さくて見づらく、圧倒的にタブレットの方がやりやすかったです。
オンラインの習い事は送り迎えの必要もなく、教室での習い事より料金が安く設定されていることも多いので、小さい下の子が居る状況では特に助かりました。
③ひらがな・数の学習に使えた
良さそうなアプリを見つけた時には、ひらがなや数の学習ができるアプリを購入してやってみました。
アプリは紙の教材と違って動きや音があるから楽しいし、特に算数は、感覚的に数の概念を学ぶことができるので分かりやすかったです。
子どもにとっては「お勉強」ではなく「遊びの延長」として文字や数に触れられたのが良かったと感じています。
④通話機能が無い
いろいろと便利だった点を挙げましたが、画面が小さくても良ければ親のスマホで代用している方も多いのかなと思います。
それでも、スマホには通話機能やLINEアプリ等が入っているので、子どもに預けていて間違えて誰かに連絡をしてしまう可能性があります。
子ども用としてタブレットを購入して、そういう意味では安心して使わせることができました。
困ったこと
便利な面も多いタブレットですが、小さい子どもの使用だからこそ困ってしまうこともたくさんありました。
①やめられなくなる
これが一番、私が困ったことです。
我が家の場合はタブレットは外出の時や、家でも1日30分までと決めて遊んでいたのですが、特に2歳から使っていた次男はイヤイヤ期だったこともあって、なかなか遊ぶのをやめてくれなかったんです。
時間がきたら自動的に電源が切れるように設定してみると、電源が消える度に大泣き。こだわりが強めの性格もあって、泣いて暴れる子とのバトルが毎日のように勃発してしまいました(^^;)
やっぱり動画やゲームは子どもにとって楽しいものなので、できることならずっと遊んでいたいんですよね。
約束を守れるかどうかは、年齢やその子の性格にも大きくかかわってきます。
我が家の下の子の場合は、やめる時間になる度に激しく機嫌を損ねるので、大人も子どももお互いにストレスになってしまっていました。

②広告が出ることがある
スマホと同じではありますが、無料のアプリだと広告が出て、子どもがそれをタップしてしまうこともありました。また課金のシステムがあるゲームで、購入ページに行ってしまうことも。
「広告が出たらそこは押さないように」「お金を払う画面は押さないで」ということを伝えて理解してもらう必要があります。
間違えて課金してしまう可能性もあるので、支払い時のパスワードの設定をしておくと良いですね。
③置きっぱなし
子どもが使った後に片付けずに、床やソファに置きっぱなしにしてしまうことが時々ありました。
お友だちで、気付かず踏んで割ってしまったという話しも聞いていたので、使った後は気をつけていました。
4年間使った我が家の現在
タブレットを使い始めて、長男は約5年、次男は約4年が経ちました。
現在では任天堂Switchかパソコンでゲームをすることが多くなり、タブレットは入っている幼児用のアプリを卒業した頃から、自然と使わなくなっていきました。
習い事のオンライン英語に使う時と、小学校で配付されたタブレットPCで宿題をする時くらいしか使っていません。
成長と共に使う機器は変わりましたが、小さい頃に「ゲームは時間を守るもの!」という習慣がついていたので、今でもその意識は大切にしてくれていると感じます。
結論~制限時間を守らせるのが大変かも~

2,3歳くらいの子どもたちも楽しく使えるようなアプリがたくさんある今の時代、子どもたちがスマホやタブレットを使うことは珍しいことではなくなってきました。
でも多くの保護者の方は、「できることなら画面は見せたくない」「でも現代の育児で電子機器をゼロにするのは実際は難しい」という葛藤を持っていらっしゃるんじゃないかなと思います。
私の体験の中では、イヤイヤ期である2歳から使っていた次男の時間制限の管理が思ったよりも大変だったので、約束を守るのが難しい年齢のお子さんにタブレットのアプリは正直おすすめできないかな・・・というのが本音です(^^;)
使わなくても済むならルールをしっかり守れるくらい大きくなってから買ってあげるのが良いとは思いますが、我が家のように「オンラインの習い事をさせたい」といった場合には、スマホよりも画面が大きいタブレットは学習がしやすいと思います。

タブレットは時間制限などのルールをしっかり決めた上で、大人が管理する中で使うのが理想的ですよね!
でも結構大変だったので、使う必要がなければ、ちょっと大きくなってから買う方がいろいろ安心だと思います。
子どもにとって、時間の感覚は分かりづらいもの。
タブレットで遊んでいるお子さんには、残り時間が視覚的に分かるこちらのタイマーがおすすめです!タブレットやテレビ等の使用以外でも、日常生活のいろいろな場面で「時間」を意識できますね↓↓

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