登園渋りいつまで?終わると思ったら年長まで続いたウチの子【体験談】

子どもとのくらし
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のなな
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私は幼稚園教諭の経験があり、今は2人の兄弟の育児をしています。

記事の内容

幼稚園や保育園に「行きたくない」と子どもが表現する登園渋り。

幼稚園教諭時代や長男の時に、最初は泣いたり渋ったりしていた子どもたちが、徐々に園生活を楽しめるようになっていく姿を見てきました。

しかし次男は年長さんになっても登園渋りがあり・・・こんなパターンもあるんだな、と少しでも参考になったらと体験談を記事にしました。

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登園渋りいつまで?

一般的に多い時期

幼稚園や保育園に入園したばかりの子どもたちは、すぐに園生活を楽しめる子もいれば、なかなか慣れなくて朝泣いてしまったり、「行きたくない!」と全身で訴える子もいますよね。

私が幼稚園教諭として働いていた時も、朝聞こえてくるたくさんの年少さんの泣き声は、春の風物詩のようなものでもありました。

でも日にちが経つにつれ泣き声は減っていき、子どもたちはそれぞれのペースで園生活に慣れていきます。

私自身の子育てでも、長男は最初の2~3週間は泣いて登園することもありましたが、他の多くの子どもたちと同じように、だんだんと泣かずに行けるようになっていきました。

抜け出せるきっかけの多くは「居場所」

長男の場合は、幼稚園生活が軌道に乗ってきたなと感じることができたのは、仲の良いお友だちができてきた頃です。

たまに「ようちえん行きたくない」と言うことはありましたが、前日にお友だちとうまくいかないことがあったり、体調がすぐれなかったりと、分かりやすい理由がありました。

特に問題の無い時はスムーズに出発できていたので、登園渋りからは思ったよりも早く抜け出した印象でした。

年中さんのクラスに慣れた頃になると、お友だちの数はどんどん増えました。登園時は「ママ、遅れないように早く行こう!」と言ってせっせと支度をするように。

長男の場合、園に対して前向きになれたきっかけはお友だちの存在です。お友だちの輪が増えるのと、幼稚園を楽しみにする気持ちは比例していたように感じます。

私の幼稚園教諭の経験の中で出会ったお子さんたちも、仲の良いお友だちができたり、夢中になれる遊びを見つけたりすることで、園生活を心から楽しめるようになっていくことがほとんどだったと思います。

仲の良いお友だちも好きな遊びも大好きな先生も、子どもたちにとっては安心できる「自分の居場所」なんだと思います。

砂場、友だち、先生のことを考えて笑顔の子どもたち

「居場所」はいろいろ

終わると思ったら年長まで続いた我が子【体験談】

登園渋りが続いた次男

数年後、次男も幼稚園に入園しました。

最初は泣きながらの登園でしたが、長男や他の多くの子どもたちと同じように、仲の良いお友だちや好きな遊びを見つけて楽しく過ごせるようになるものと思っていました。

しかし次男の場合は、時期によって波はあったものの、年長さんになっても登園渋りが続いてしまったのです。

というか、年長さんになってから嫌がり方が酷くなってしまいました。

泣いている園児

年長さんでの登園渋り

お友だちがたくさんできた長男に対して、次男はそこまで仲の良いお友だちができませんでした。

次男はみんなでわいわい楽しく過ごすことが好きではなかったり、物事に対して不安を感じやすかったりするようです。

そんな中で、周りの子どもたちどうしの関わりが強くなったり、最年長児のクラスとしての活動が増えたりと、本人の中でも自分を客観視できるようになってきたからこその戸惑いもあるのかもしれません。

いろいろな要因が重なっての登園渋りなのでしょう。

卒園が見えてくる時期での登園渋りは、親としては小学校大丈夫かなと心配になる部分もありますが、私が不安になってしまっては次男にも良くないですよね。小学校でのことはまた、入学してからの様子を見ながら考えようと思っています。

年少さんの時との違い

長く続いてしまった登園渋りですが、最初の頃と卒園間近の現在とでは全く同じではありません。

次男の場合、登園して始めの頃は、ただ慣れない場所でママと離れなくてはいけないという不安で泣いていました。

でも年長さんでの登園渋りでは「今日のこれが心配」と、やるべき事を理解して、それに対して不安を感じているようです。

同じ登園渋りでも、確実に成長をしていることを感じます。

結論

双葉

登園渋りがいつまで続くのか?に対する結論としては、年少さんの最初の数週間で落ち着く子が多いけれど、中には年長さんまで続く場合もあるということになります。

きっかけとしては、お友だちや遊び等の「自分の居場所」を見つけることで、園生活に前向きになれることが多いです。

現在お子さんが登園を嫌がっていて「一体いつまで続くの・・・?」と思っている方には、まだまだ続くかもしれないとなると愕然としてしまうかもしれません。

でも多くの場合は年少さんの間で落ち着いていきますし、もしその先も続いたとしても波があったり、(うちの次男も、調子の良い時期もありましたよ!)同じ登園渋りでもお子さんが確実に成長しているのが感じられると思います。

親としては悲観的になることなく、成長を信じて日々を積み重ねていきたいですね。

そして最後に、同じ家庭で育ち同じ幼稚園に入園した我が子たちでも全然違っていたので、登園を渋る原因にはその子の気質が大きく関係していると私は感じています。お家の方は「私の対応が悪かったのかな」とご自身を責めるようなことはしないでくださいね(^^)!

子どもたちには個性がありますし、感じ方もいろいろです。私も、次男の感じ方を尊重し、一緒に成長していけたらと思っています。

園によって決まりがありますが、カバンにキーホルダーを付けてOKな園なら、お子さんの好きなキャラクターを用意してあげるとそれだけでちょっと元気になれることもあるので、ぜひ探してみてくださいね♪↓↓

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この記事を書いた人
いちのなな

・保育士資格
・幼稚園教諭免許

教育学部卒業後、幼稚園の先生として働きました。子どもの発達について学んだ経験を元に、子どものより良い育ち・親子の関わり方に関する情報を発信します。

現在は2児の育児中。
趣味のピアノは6歳から習っていました。

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