HSCで寝つきが悪い子に親ができるサポート3選~どうしたらすぐ眠ってくれる?~

HSCの寝付きが悪い時 子どもとのくらし
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ママさん
ママさん

HSC気質を持つ子が、なかなか眠れないことがあって困っています。

記事の内容

敏感な気質を持った2人の息子を育てている私も、敏感なタイプの子どもでした。

育児の中で感じてきた「寝つきが悪い」という問題。これまでの体験談と、我が家で効果があったと対処法を紹介します!

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HSCで寝つきが悪い子

夜、眠れない子

HSC

HSCというのは、ひといちばい敏感な気質を持つ子どものことです。心理学者のアーロン博士が提唱したもので、生まれ持った性質であり、病気や障害とは違います。

我が家の2人の息子たちも敏感な気質を持っており、チェックリストではHSCに当てはまります。

そして個人差はありますが、2人とも小さな頃から寝つきが悪いということに親子で悩まされてきました。

HSCのお子さんは、非HSC(=HSCでない)のお子さんと比べ、寝つきの悪さを経験した方が多いのではないでしょうか。

赤ちゃん~幼児期【我が家の場合】

うちの場合、赤ちゃん時代に特に寝なかったのは次男でした。夜中も30分毎に起きてしまうことも多く、小さな物音にも敏感ですぐに目を覚ましていました。少しづつ眠る時間が長くなっていきましたが、2歳になっても夜寝るのを怖がって、寝室の電気を消させてくれずに困りました。

長男は幼稚園に通っている頃も、寝室の電気を消してから1時間は寝つくことができませんでした。試しに早めの時間にベッドに行ってみても、逆に遅めに行ってみても、やはり眠るまでに1時間かかってしまうのです。

なかなか眠ることができなくて、その間は長男本人も「眠れない~」とジタバタしてつらそうでした。

その頃に、周りのお友だちが「うちは10分あれば眠るよ」と言っていて、それぞれで違うなぁと驚いた記憶があります。

親ができるサポート3選

これまでに我が家で試してみて、効果を感じられた対策法を紹介します。お子さんに合いそうだなと感じたものを参考にしていただけると嬉しいです。

①環境を整える

HSCの子どもたちは、環境にも敏感です。

我が家の子どもたちは、少し涼しいように室温を調節してあげると寝つきやすいようです。夏はエアコンで除湿冷房をしたり、冬はあたため過ぎないように気をつけたりしています。

また肌触りも大事なようで、本人が気に入ったブランケットを掛けています。ちなみに夏はひんやり感じる冷感ブランケットがさらさらして気持ちが良いそうです↓

そして2人がいちばん寝てくれなくて困った時期に我が家で大活躍したのが、絵本プロジェクターでした。

「ドリームスイッチ」の体験談はこちら↓これで、暗い部屋を怖がらないようになってくれました。

②決まった習慣をつくる

本人の中で何か決まった寝る前の習慣をつくると、「寝よう」というスイッチになります。

特に情報の処理が深いHSCの子にとって、ひとつの行動が大きな安心感に繋がることもあります。

我が家では、最初は絵本を読むのを寝る前の習慣にしようとしたのですが、効果がイマイチだったんです。その子によって合う・合わないがあると思うので、いろいろ試してみながら「自然にできた習慣を大事にする」のが理想的かなと思います。

ちなみに、長男の場合はぬぐるみを並べる、次男の場合はホットミルクを飲むということが寝る前の習慣になりました。

牛乳を飲む男の子

③寝る前の刺激を減らす

我が家にとってはこれが一番重要です。

ベッドに行く1時間前頃から意識しているのですが、刺激になるようなことをできるだけ少なく過ごすようにしています。

具体的にはこちら↓

刺激を減らすPOINT
  • テレビやパソコンを観ない
  • 明日の準備は早めに終わらせる
  • 体を使って遊ばない
  • おしゃべりし過ぎない

テレビやパソコンを観ない

面白いテレビの番組を観た後は興奮してなかなか眠ることができません。できるだけ夜はテレビを観ないよう言っています。

長男はパソコンでのタイピングの練習が好きで気が向いた時にやっているのですが、これも刺激になってしまうので、夜はやらないようにしています。

明日の準備は早めに終わらせる

次の日の準備が残っているとソワソワしてしまうので、すっきり眠るためにも早めに終わらせておきます。

体を使って遊ばない

我が家の子どもたちは、夜に戦いごっこを始めたり、室内のトランポリンで遊び始めたりすることがあります。そして、元気に遊んだ時ほどなかなか寝つくことができません。

寝る直前に体を使って遊び始めた時は、声をかけて止めています。

おしゃべりし過ぎない

うちの兄弟はとってもおしゃべりです。寝る時もたくさん話していることがあるのですが、そんな時は頭の中が回転し続けているようで、しばらく眠れなくなってしまいます。

会話を拒否するのではなく、「ママはもう眠いから明日教えてね」と言って、長く話し過ぎないようにしています。

パジャマを着て、おもちゃで遊ぶ子どもたち

油断すると元気に遊びだす子どもたち(笑)

さいごに~現在の子どもたちの様子~

眠る兄弟

子どもたちは現在4年生と1年生になっています。

①環境を整える ②決まった習慣をつくる ③寝る前の刺激を減らす

この3つが、うちの子どもたちにとっては寝つきを良くするポイントです。

毎日全てがうまくいくわけではないので、やっぱり寝つきが悪い時もありますが、「眠れない~!」と布団のなかでジタバタすることが本当に少なくなりました。

そして気づいたのが、遠くに出かけてたくさん遊んだ日などは一見よく眠れそうですが、HSCの我が子たちにとっては刺激になって、眠りづらくなるということです。いつもと違った過ごし方をした日は、特に気をつけてあげる必要があります。

HSCの性格上、寝つきが悪いというのは多少は仕方のない部分でもあるかと思います。それでも、少しでも眠りやすいようにサポートできることはあるので、是非試してみてください(^^)

そして私が今気になっているのが、CDまたはダウンロードで購入できる音楽です↓↓

大人も一緒にリラックスできそうで良いですよね♪無料試聴できるので、お子さんが好きそうな音楽があるか聴いてみてください。

この記事を書いた人
いちのなな

・保育士資格
・幼稚園教諭免許

教育学部卒業後、幼稚園の先生として働きました。子どもの発達について学んだ経験を元に、子どものより良い育ち・親子の関わり方に関する情報を発信します。

現在は2児の育児中。
趣味のピアノは6歳から習っていました。

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