幼稚園の転園はかわいそう?後悔しないためのポイント【年少~年中の引っ越し体験談】

幼稚園の転園で後悔しないポイント 子どもとのくらし
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ママさん
ママさん

引っ越しで、幼稚園の転園をすることになりました。

子どもがかわいそうで心配です。

のなな
のなな

我が家の長男は、年少から年中になるタイミングで転園を経験しました。

記事の内容

幼稚園のお友だちや先生と離れて、新しい環境に慣れていかなくてはならない転園。

実際の体験を元に、後悔しないために親としてできる事を書きました!

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年少・年中で引っ越した体験談

我が家の長男おにー君は年少から年中に学年が上がるタイミングで引っ越しをし、通っていた幼稚園も転園しました。

1年間通っていたので、園の生活にも慣れ、仲の良いお友だちも増えているところでした。

大人の都合で環境を変えてしまうことは、やはり心配でした。

実際、転園して最初の頃は毎朝大泣きで大変でしたし、帰宅してからも「知らないばかりから、ボクは遊びに入れない」と暗い表情をしていて、かわいそうだなと感じる瞬間もありました。

泣いている園児

朝は大泣き↑

それでも、幼稚園を卒園する頃には「この幼稚園に来て良かった!」と何度も言うくらい、新しい幼稚園がおにー君にとっての安心できる居場所になっていたのです。

後悔しないためのポイント

私たち親子が「転園」という環境の変化を経験した中で、大切だったなと感じるポイントを紹介していきます。

可能な範囲で子どもの希望を聞く

年少さんで入園する時には、幼稚園での生活がどんなものになるのか、子どもたち自身がそこまで考えられる年齢ではありません。

でも転園する時なら、ある程度「こんな幼稚園が良いな」という意見を持っていることも多いと思います。バスに乗りたい、広い園庭で遊びたい、おいしい給食が食べたい・・・全部叶えるのは無理でも、ひとつでも条件に合う園なら見つかるかもしれません。

引っ越し先や地域は子どもが選べるものではありませんが、「幼稚園は自分が選んだ」という意識を子どもが持つことで、転園に少しでも前向きになってくれると思います。

転園先の候補が決まったら、「ここにはウサギが居るよ。ここは制服がかっこいいよ」と、子どもが気に入ってくれそうな特徴を教えてあげて、一緒に考えてみてはいかがでしょうか。

バスやうさぎ、服のことを考えて笑顔の子ども

新しい園の情報をしっかり調べる

初めて入園する園についてはいろいろ事前にリサーチしていても、次の園のことは引っ越しのバタバタで十分に調べられないこともあると思います。

しかし、幼稚園はそれぞれに特色が大きく異なります。

特に保護者の負担は多すぎないか、預かり保育の料金はどうか等、ホームページでパッと目に入ってこないようなポイントもチェックできると良いですね。

気になる事は園に直接聞いてOKです。入園してから「こんなはずじゃなかった」ということにならないように注意しましょう。

前の園を思い出せる品を取っておく

転園をする際には、寄せ書きやお手紙などを受け取るかもしれません。

環境が変わって不安な子どもにとって、慣れた場所からもらった物は大切なお守りのような存在になります。

親としては早く新しい場所に慣れてほしいと感じると思いますが、以前の園の事を思い出して安心できる物を出しておいてあげると良いですね。

ちなみに我が家のおにー君、転園当初はお友だちの名前を呟きながら大事に眺めていた寄せ書きも、新しい幼稚園に慣れてしまってからはすっかり見ることもなくなりました。仲の良かったお友だちの思い出はなんとなくあるようですが、お名前は忘れてしまったようです。

それはそれで少し寂しい気もしますが、以前のお友だちの存在があったからこそ、不安な時期を乗り越えることができたんだと感謝しています。

紙を見て、お友だちの名前を思い出す子ども

子どもを信じて、笑顔で送り出す

転園して最初の頃は、子どもは泣いたり、お友だちの輪にうまく入れなかったりすることもあるかもしれません。

それに対して親が一緒に不安な表情をしていては、子どもも余計にネガティブになってしまいます。

子どもは日々の生活からたくさんの事を吸収し、大人が驚くスピードで適応していきます。

そんな子どもの柔軟性を信じて、親は笑顔で「行ってらっしゃい!」と送り出してあげたいですね。

親も積極的にコミュニケーションを

子どもにとって新しい環境である幼稚園ですが、親にとっても新しい場所です。初めて会う先生や、他の保護者の人たちと出会うことになります。

特に担任の先生とは積極的に会話をするようにしましょう。子どもにとって「ママが仲良く話している人」は、自分にとっても安心できる人になりやすくなります。

園の先生と母親が話している様子を、園児が見ている

機会があれば、親が他の子どもたちともフレンドリーに接することで、お友だちに対しても安心感を持ってくれるようになりますよ。

結論~幼稚園の転園はかわいそう?~

結論としては、幼稚園の転園が「かわいそう」なんていうことはありません!

先生やお友だちとのお別れで寂しい気持ちはあると思います。でも、子どもにとっては何でも経験です。そこで生まれる感情も、成長へのひとつの過程になっていきます。

とは言っても、寂しそうな様子の我が子を見るのはつらい部分もありますよね。慣れるまでにかかる時間はその子によって違いはありますが、いつかはきっと新しい幼稚園を自分の居場所だと感じられるようになってくれることを信じて、長い目で見守ってあげましょう。

「転園して良かった!」と笑顔の男の子

泣いていたのが嘘のような、その後のおにー君↑

としては前向きな気持ちで、子どもが新しい環境に少しでも早く慣れていけるよう、サポートしていきたいですね。

園が変わると持ち物も変わります。名前を付けるグッズが便利ですよ♪

アイロンでポコポコしたかわいい名前を入れられるフロッキーネーム↓↓

新しい環境へは、ピカピカの上履きで行きたいですね!↓↓

この記事を書いた人
いちのなな

・保育士資格
・幼稚園教諭免許

教育学部卒業後、幼稚園の先生として働きました。子どもの発達について学んだ経験を元に、子どものより良い育ち・親子の関わり方に関する情報を発信します。

現在は2児の育児中。
趣味のピアノは6歳から習っていました。

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