
男の子のヘアカットを自宅でやりたいです。
ハサミだけで切りたいのですが、どうやったら良いのか分かりません。

我が家の8歳・5歳の兄弟の髪は、自宅でハサミで切っています。
美容院レベルではありませんが、簡単で美容院代もかからないのが良いところです!
すぐに伸びてくる男の子の髪の毛。少しでも簡単に、お金をかけずにカットできると嬉しいですよね。
美容師さんに聞いたり、数年間実際に試したりした結果、辿り着いたカットの仕方を紹介します。
男の子の髪の毛

男の子は髪の毛を短くキープされている方が多いと思います。ちょっと伸びてくる度に美容院に行くのは、手間だしお金もかかってしまいますよね。
我が家では入学式の直前のような、ここぞという時は美容院に行くこともありますが、基本的には自宅で親である私が切っています。
何年間も試行錯誤しながら切ってきましたが、最初は「どうやったら良いの?」と全く分かりませんでした。
もちろん美容師さんのクオリティには敵いませんが、自宅で簡単に切ろうとしている方の参考に少しでもなったら嬉しいです!
ハサミだけで簡単に自宅ヘアカット

今回は、ヘアカット用のハサミとスキバサミを使って切っていきます。
耳周り
まずは耳にかかっている髪の毛を切ります。
下のイラストのように、耳が出るようにカットします。

この部分が長いとボサボサした印象になりやすいので、切るとスッキリした印象になりますよ。

後ろ
襟足をカットします。

横一直線に切るのではなく、ハサミを斜めにして切っていくと、程良い不揃い感が出ます。
次に、後頭部の量を減らしながら切っていきます。指で縦に髪の毛を取って、スキバサミでカットします。
※イラストの緑のハサミは、スキバサミを表しています↓

この時にハサミを横に入れると、段になったような不自然な仕上がりになってしまうことがあります。縦に切ることで、自然にカットすることができますよ。

前髪
前髪は、まず普通のハサミで切りたい長さまでカットし、スキバサミで不揃いになるようにカットします。
この時、どちらもハサミを縦向きに入れることで、前髪が直線にならないようにします。

青がハサミ、緑がスキバサミ
不揃い感がうまく出ないなという時は、ハサミを右斜めにして切った後、左斜めで切る・・・と角度を変えて切っていくのもおすすめです。
前髪は印象を左右する部分でもあるので慎重に切っていきます。特におさえておきたいポイントがこちら↓
・髪が乾いている時に切る
・うつむいていたら前を見てもらう
髪が濡れていると普段よりも長い状態になりますし、うつむいている時も長さが分かりづらくなります。どちらも「思ったより短く切ってしまった!」という状況を避けるために大切です。
トップ
トップをスキバサミでカットし、量の調節をしていきます。

髪の毛の量が多いと重い印象になってしまうので、自然な感じになるよう量を減らしていきます。
トップを切り過ぎると頭のてっぺんがピョンと跳ねてしまうので、切り過ぎに気を付けましょう。
使う物
①ケープ
我が家ではリビングで切るときはもちろん、お風呂場で切る時にもケープが活躍しています。
ケープは服や体に切った髪の毛が付くのを防いでくれますし、カットが終わった後の掃除もラクになります。
5歳の次男はヘアカットを嫌がることも多いのですが、お風呂場のシャワーでケープの上の髪の毛を流すのが楽しいようでお気に入りです(^^)

こちらはカット中にタブレットやスマホができるケープです↓↓

ケープをした時に首回りの違和感を嫌がる時は、タオルを下に巻くと良いですよ。髪の毛が肌とケープの隙間に入ってきてしまうことも防げます。
②切りやすいハサミ
カット用のハサミに100円均一のものを使っている方もいらっしゃるようですが、切れ味の良いものをひとつ用意しておくのがおすすめです。

切れ味が良いと、速さも仕上がりも良い感じです!
我が家の長男が赤ちゃんの頃に購入したハサミ・スキバサミ・クシのセットですが、9歳になってもまだこれで問題なくカットできています↓↓

大きいお子さんや、大人も一緒に使いたいという方にはこちら↓↓


これまで安いだけのハサミを使っていました。

切れ味の良いハサミをひとつ持っておけば、長く使えて便利です♪
さいごに~幼児・小学生のヘアカット~

子どものヘアカットって、素人にはけっこう難しいですよね。
でも自宅でやってしまえば、美容院に連れていく頻度が減って、ラクだし経済的です。
切るのが怖かったり切り方が分からなかったりする方も、少しづつ練習してみてはいかがでしょうか。
気を付けたいのが、特に小さいお子さんだと、本人が嫌がっている時に無理やり切るとヘアカット自体が嫌いになってしまうことがあります。切っている間はテレビを見せたり、楽しくできると良いですね。
また、お風呂場で切ろうとしていたけれど前髪が少し濡れてしまった!なんて事もありますよね。濡れた状態でカットを強行すると、短く切り過ぎてしまう失敗の元です。小学生くらいだと、前髪のカットに失敗すると本人も気にしてしまうことも多いと思います。
子どもの髪を切る時は、機嫌や状況に合わせて慌てずにやることが大切です。
「今日はやめた方が良いかも」と感じたら無理に切るのではなく、「続きはまた明日」と余裕を持ってカットしてあげたいですね。
特に難しい前髪の切り方を詳しく解説した記事はこちら↓↓

小さい年齢の子がヘアカットを嫌がる時は、こちらの記事をどうぞ↓↓
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