漢字が苦手な2年生
学年が上がると漢字の難易度も上がる
我が家の長男おにー君は、幼稚園生の頃から文字を書くことに苦手意識を持っていました。
ひらがなは頑張って書けばちゃんと書けるのですが、「上手に書けない」と思い込んでしまっているようでもありました。
そして小学生になり、漢字の勉強が始まりました。
「今日の宿題は漢字かー。やだなー」と言いながらも渋々取り組んでいた1年生の頃は、苦手意識を持ってはいましたが学校の学習スピードについていっていました。
しかし2年生になると習う漢字の数がぐんと増えます。しかも画数が多い文字もたくさんあって、おにー君にとって、一気に難易度が上がったようでした。
この頃の国語のテストでは、漢字の部分だけがなかなか得点が取れないようになってきていました。
しっかり覚えられていないうちに次の漢字をどんどん習っていき、過去に習った漢字も忘れていってしまうという状況でした。
いろいろ試した勉強方法
このまま3年生になってはマズイと思い、家でも漢字の学習をしてみることにしました。
まず試してみたのがタブレット学習です。
しかしタブレットの電源を入れて、勉強する漢字を選んで・・・という一連の作業をしないと漢字の学習に辿り着くことができません。
そもそもやりたくない事のためにこれを行うのは面倒なようで、すぐにやらなくなってしまいました。正誤判定をされるのも嫌だったようです。
次に、ノートでひたすら反復練習をしてみることにしました。
何かを覚えるためには、繰り返し書くというのは大事なことですよね。
しかし、何度も嫌々書くことはストレスだったようで、これも続きませんでした。
電子メモパッド
書くこと自体が好きではなく「面倒」と感じてしまうおにー君には、すぐに書いたり消したりできて、さらには書くことが楽しいような物が良いのだろうな、と思いながらいろいろ探してみました。
使ってみた
そんな時に見つけたのが、電子メモパッド(お絵かきタブレット)です。
紙のように自由に線を描くことができ、ボタン一つでパッとすぐに消せるものです。オン・オフのスイッチがありますが、オンになっていればすぐに書くことができます。
付属のペン以外でも、爪等の硬いものでも書けました。
しかも描いた線が虹色になるので、書くことが嫌いなおにー君もちょっと楽しい気持ちになりそうです。
我が家の場合は、夜寝る前に1つ以上の漢字を書くというルールにしてみました。
枕元に置いておけば、サッと書いてパッと消すことができます。
これまでタブレットや紙での練習を嫌がっていたおにー君も、電子メモパッドでは面倒がらずに取り組んでくれました。
そうして寝る前の漢字練習が習慣になっていきました。
すぐ書けるしすぐ消せるから、面倒じゃないんだよ。
テストで100点が取れた!
それまで国語のテストの裏面は、漢字に×がつくために満点はなかなか取れずにいました。
しかし1か月ほど電子タブレットでの練習を続けると、テストで100点が取れるようになったのです!
漢字の小テストでも、それまでは2~4割程度しか書けずにいましたが、こちらも満点が取れるようになりました。
漢字で100点が取れた時は親子で一緒に喜んで、リビングにも答案用紙を飾っています。練習をしている姿を見ているからこそ、これが自信に繋がってくれたら良いなと願いながら見守っていました。
「書く」ことは大事
まず、書くことが苦手な子の中にはLD等の問題を抱えたお子さんもいらっしゃると思います。その場合は他の方向からの支援が必要になってくるかと思います。
おにー君の場合は、それまでの様子から苦手意識による練習不足が大きな問題だろうと感じたので、とにかく書く!という練習をしてみました。
無理に書かせて余計に苦手に感じてしまわないかということが心配だったので、無理なくできる1日1文字でやってきました。それでも1週間で7文字、1か月で約30文字の練習ができます。
そして家で何もやらなかった時と比べると、明らかに点数に差が出ました。「書く」って大事なんだなぁと改めて実感しました。
苦手なことだからこそ、家でも練習するのが大事なんですね!
お絵描きにも使える
今回は漢字の学習について書いてきましたが、電子メモパッドはもちろんお絵描きにも使えます。
長男おにー君が絵を描くこともありますし、次男おとーと君も絵や文字をかいて楽しんでいます。
おえかき楽しいよ!
そのため我が家では2つの電子メモパッドを購入しました。
軽くて持ち運びもできるので、外食の時に持って行くこともありますよ。
そして我が家はもう1年間以上使っているのですが、まだ電池が無くなっていません。そんなに電力を消費しないのでしょうか、電池も長く使えるので助かっています。
ただ上の写真で分かる通り、おにー君がよく使う黒い方は、線を消すボタンが見えなくなっています。何度もボタンに触れるうちに薄くなって消えてしまいました(^^;)それでもボタン部分はぽこっとしているので、問題なく使っています。
文字の練習にお絵描き、お店屋さんごっこの看板やお手紙・・・等、使い方が幅広いところが飽きずに長く使える理由かもしれません。
まとめ~漢字練習にぴったり!~
小学生の漢字練習に良いな、と感じるところをまとめてみました。
おにー君は電子メモパッドは使うのがちょっと楽しいので、苦手意識から離れて自然に勉強ができる様子でした。
練習する→点数が上がる→自信がついて前向きに練習する、という良い循環ができたことが、何よりの収穫でした(^^)
おにー君のように書くことが嫌で漢字の練習から遠ざかっているお子さんほど、一度練習が習慣になると点数もアップするかもしれませんね♪
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