
子どもがお友だちのピアノの発表会に呼ばれました。
初めての事だし、何かやらかさないか心配だわ。

ピアノの発表会で招待された子がやってしまいがちな失敗を知って、事前に知って対策しておけば大丈夫です!
お友だちのピアノの発表会【よくある失敗】

私は約10年間ピアノを習っていたので、発表会もたくさん経験してきました。
でもピアノを習っていない人にとっては、発表会というのはイメージがしづらいものですよね。
招待された側がやってしまいがちなミスにはパターンがあるので、事前に知っておきましょう♪
よくある失敗①プレゼントを用意し忘れる
気軽に遊びに行くような感覚で出席する子もいると思いますが、招待された子はちょっとしたプレゼントを持って行くと好印象です。
他の子たちは持ってきているのに自分だけないというのは、子どもにとっても親にとっても気まずいですよね・・・。一緒に行く子がいる場合は、事前にお友だちに確認しておくとより安心です。
お花
プレゼントの内容に困ったら、お花を準備しておけばまず間違いありません。基本のプレゼントですが、発表会にピッタリの華やかな贈り物です。
子ども同士で受け渡しするものなので、小さい花束がちょうど良いでしょう。500円~2000円程度が相場です。高校生のように大きい子は、小学生よりも少し大きめの花束をもらう傾向があります。
ネットで注文しておけると、当日お花屋さんに行ったりしてバタバタせずにすみますね↓↓

生花よりも扱いやすい、バルーンブーケも可愛いです↓↓


お花だけだとちょっと物足りないという方は、その子が好きそうなものを添えても喜ばれます!
・お菓子:子どもはみんな大好き!ラッピングをして見栄えを良くしましょう。
・文房具:学校で使うものは、もらって困ることがありません。
・ぬいぐるみやバルーン:発表会当日はもらったぬいぐるみやバルーンを持って、華やかな写真が撮れます。
可愛くて、一緒に写真を撮るのにも良さそうなプレゼントをいくつかピックアップしてみました!
ピアノの発表会にぴったりのクッキーです↓↓

ドリンクみたいにラッピングされた文房具です↓↓


子どもの頃、お花以外にも何かプレゼントをもらっている子を見て、「いいな~」なんて思っていました。
でももちろん、お花だけでも十分嬉しかったですよ!

お友だちのためにお花やプレゼントを選ぶのは、子どもも喜びそうです!
差出人の名前を書いておこう
私は実は2人の友人からお花をもらった時、どっちが誰からもらったお花か分からなくなってしまったことがあったんです(^^;)
お手紙やカードを付けてお子さんの名前が書いてあれば、発表会が終わってからゆっくりプレゼントを見返した時にお友達の顔を思い浮かべることができそうですね!
よくある失敗②服装が浮いている
発表会では、招待された子も普段遊ぶような服ではなく、少しおしゃれをして来る子が多いです。
会場は日常とはちょっと雰囲気が違う場ですし、観に来ているのは演奏する子の家族や祖父母等で、みんな服装に気を付けて来ています。
そんな中、いつものTシャツにジーンズで行ってしまって、ちょっと浮いてしまうことも。あまりにカジュアル過ぎる格好では、招待してくれた友だちに対しても失礼になってしまいます。

服装には決まりがないからこそ、何を着るか難しいんですよね。
持っているものの中で、キレイめな服
わざわざ服を買ったりする必要はありませんが、持っている中でちょっとキレイめな服装で行くと良いでしょう。普段と違ったおしゃれをすることで、観に行くお子さんもその日の特別感を楽しめると良いですね!
逆に、演奏する子のようにドレスやスーツで行ってしまっても目立ち過ぎてしまうので注意しましょう。

お子さんに付き添う大人も、子どもと同じようにキレイめを意識した服装で行きましょう。Tシャツにデニム、サンダルは避けます。また、あくまでも主役は演奏する子たちなので、目立ちすぎることが無いようにしましょう。


キレイめと言っても、普段着ているものの中から選ぶ程度で大丈夫なんですね。
よくある失敗③音や光で演奏の邪魔になってしまう
子どもが居ると、何かと音をたててしまいます。しかし、ピアノを習っている子にとって大切な発表会、邪魔になるような事は避けたいですよね(><)
特に気をつけたいポイントを紹介します。
話し声とセロハンの音
観客席での話し声や物音って、けっこう演奏者にも聞こえて気を散らしてしまうものなんです。できるだけ演奏中のおしゃべりは我慢するよう、事前に伝えておきたいですね。
そしてよく物音の原因になってしまうのが、プレゼント用に持っている花束のセロハンです。子どもが持っているとつい動かして、カサカサと鳴ってしまいます。
花は大人が持つか、受付の人に預けておくのも良いですね!
また、今はキッズケータイを持っているお子さんも居ますね。音が鳴らないようになっているか事前に確認しましょう。もちろん大人の方も、マナーモードにしておきましょうね!
扉の開閉
基本的に、演奏中の扉の開け閉めはNGです。
音や光が演奏の邪魔になってしまうためです。なるべく扉を開ける必要がないよう、会場に入る前にトイレは忘れず済ませておきましょう。
途中で行きたくなった場合は、弾いている人の演奏が終わるのを待って、次の人との交代のタイミングで行くようにします。会場の扉は重いので、大人の方も一緒に付き添ってあげてください。

扉に関するマナーは初めて行く子は知らないと思うので、会場に着いたら教えてあげましょう!
ただし連れていた赤ちゃんが泣きだしてしまった時や、子どもの「トイレがもれちゃう~」というピンチの時は仕方がないので、曲の途中であってもササっと外に出て大丈夫です。とにかくより演奏の邪魔にならないタイミングで退席するようにしましょう。
よくある失敗④プレゼントに気づいてもらえない
発表会ではよく、演奏を終えた子にお友だちが駆け寄ってお花を渡す、という光景があります。
でも、演奏した子がお花に気づかずそのまま退場してしまう、という光景もよく見られます。その場合、舞台袖の大人に言われてまた舞台に戻って受け取ることもあります。
微笑ましい場面でもありますが、スムーズに渡せなかった子も、舞台に戻らされる子もちょっと困ってしまいますよね。
発表会の進行を妨げるという意味でも、実はスマートな渡し方ではないのです。

プレゼントに気づいてもらえないのは、発表会あるあるなんですよね・・・
受付に預けることも検討
会場に入る前の受付で、プレゼントを預かってもらえます。発表会が終わってから、受付の人から渡してもらう方法です。
これなら確実に渡せますし、客席でカサカサ音が鳴ったり間違えてお花をつぶしてしまったり、という失敗も防ぐことができます。
舞台で渡すなら、教室のルールも確認
それでも舞台上にいる時に渡したい、という場合もあると思います。受付の人に預けるよりも、直接渡せた方が子どもにとっては楽しいし思い出にもなりますよね。
舞台で手渡す場合は、そのピアノ教室のルールも確認しておきましょう。
先生によっては、この方法を認めていない場合もあるのです。進行の妨げになったり、もらえない子もいるという問題もあるからです。
教室の決まりに関しては、本人に聞く以外にも、受付の人に相談すれば教えてもらえます。

プレゼントを渡す方法は2つあるんですね。
どうするか、受付の人にも相談してみます。
よくある失敗➄「友だちと遊べなかった」としょんぼり
演奏する子は、観客席に居ないことも多いです。
裏で着替えをしたり、リハーサルをしたり忙しく過ごします。演奏後は客席に来ることもありますが、その頃には招待した子は帰ってしまっていることもあります。
そのため、招待した友だちとはなかなか会えないか、会えたとしても短い時間になってしまいます。
初めて招待されて観に行った子にとっては、「会えなかったな」「遊べなかったな」と寂しい気持ちにもなってしまいます。
事前に、演奏する子は忙しいことを伝える
初めて発表会に行く子にはなかなかイメージがしづらいと思いますが、寂しい気持ちになったり、「なんかつまらなかったな」なんて思ってしまっては、せっかくの機会がもったいないですよね。
お子さんには、お友だちと普段のように遊んだりゆっくり話したりするのが難しいことを事前に話しておくと良いでしょう。心づもりをしておけば、お子さんも納得して、発表会をより楽しむことができるのではないでしょうか。

発表会のイメージが少しずつできてきました!
準備をして、当日を楽しみにしたいと思います。
まとめ~子どもたちにとってステキな思い出になるように~

ピアノの発表会では、お友達は多くても数人しか呼ぶことはできません。私自身、そんな中で招待したのは本当に仲の良い子でした。
お子さんが招待されたなら、その子はお子さんのことを大切な友だちだと思っているのでしょう(^^)
そんな特別な友情のある子どもたちですから、お互いに素敵な思い出になると思います!
ポイントをおさえて、特別な時間を楽しんでください♪
- プレゼントに花を用意して行く
- 普段着の中でもキレイめな服を着る
- プレゼントは受付に預けるか、舞台で渡しても良いか確認する
- 音で邪魔にならないように気をつける(声・花束のセロハン・ケータイ)
- 扉の開閉は演奏者の交代の時だけにする
コメント